モンゴルから遙々日本にやってきた
パオはあくまでもモンゴル仕様で、日本の気候には
合わないみたいで湿気にやられ間もなくカビだらけに・・・
モンゴルでは床に羊の
糞を敷き詰めてるらしい(確か・・)・・それが暑さや寒さ湿気を調節してくれるのでは?とは思いますが、我々にはその便利な
糞をくれる羊もおらず・・・
かくなるうえは人糞で・・それは無理やし。
それでも、おふくろの試行錯誤色々な技で今もバッチリ活躍中。ではあるんやけど、
5年ほどでパオ独特の円形の屋根(布?防水布?ビニールじゃない・・・)に寿命が
訪れ雨漏りしだす・・そのたび新しい屋根を作らなければなりません。これが結構
金がかかり大変で、パオ全体を覆える屋根を作ろうとか話もでて、あーだこーだ言ってました。 パオがないと多人数で泊まる時、山小屋1号だけじゃどうにもならんしなぁ・・よし!こーなったら、
もう一個山小屋作ろう!5年ごとに金かけるより
バッチリ山小屋作った方が安上がりバイ!
金は無いばってん、どげんかなるやろ!!
思ったより簡単かもしれんし、すぐ出来るやろ・・・コツコツやれば。
んな訳ない!簡単な訳ない!まず何していいかもサッパリ解らん!
イメージだけは完璧・・・・カナダの森林地帯の大きな湖の側に静かにたたずむ
小さなログハウス・・・目の前には桟橋があり朝靄の中、釣り糸を垂れる・・・。
そばにはご主人様の獲物を待つ
ヨーゼフがカタツムリをつまみ食い。そこに
ハイジが
現れ・・・んなきゃ無い。湖も無ければ、ヨーゼフもおらんしハイジはスイスだし・・
俺1人じゃなぁ〜んも出来ん! 誰か巻き込まなきゃ・・・・